システム会社の見積もりを見て「高いのか安いのか分からない」というご相談は、月に何度もいただきます。金額を見る前に、私たちはいつも五つのことを確かめます。
一つ目、初期設定は含まれているか。ツールを使える状態にする作業が別料金になっている見積もりは珍しくありません。二つ目、データ移行。いまの顧客や商品のデータを新しいしくみへ移す作業は、後から高額になりやすい項目です。三つ目、研修や操作説明。使い方を教えてもらう時間が無いと、どんなに良いシステムも定着しません。
四つ目、保守。公開後に誰が面倒を見るのか、月額に何が含まれるのか。五つ目、解約条件。最低利用期間や自動更新の有無、やめるときに自社のデータを取り出せるか。始める前に確認しておくと、後で困りません。
この五つが明記されていない見積もりは、安く見えても後から増えます。逆に、きちんと書かれている見積もりは、金額が高めでも信頼できることが多い。見積もりは、金額より「書かれていないこと」を読む書類だと思っています。
サービスページには、見積もりの項目を貼ると抜けやすい項目を照合する「見積もりチェッカー」を置いています。手元の見積もりを一度通してみてください。それでも判断がつかなければ、面談でご一緒に読みます。



